琉球赤瓦と沖縄ブロック(花ブロック)

沖縄にご旅行の際に、大抵はレンタカー借りることが多いと思います。
エクセルレンタカー沖縄では、沖縄に着いてすぐに「沖縄らしさ」を味わっていただきたく、
店舗の要所に沖縄テイストを配置しています。

例えばこれ。

琉球赤瓦。

瓦の赤色は、沖縄の土に由来します。

沖縄本島の南部一帯にその土があり「クチャ」という鉄分を多く含む泥状の土を使っています。クチャは黒色の土ですが、水を加え成形し40日ほど乾燥。その後、1000度という低温で素焼きします。

すると、鉄分が酸化し、独特の朱色が生まれます。

この素焼きの瓦は、吸水性が高くスコールの水分を吸収し、灼熱の日照りの時には水分を蒸発し熱を逃がしてくれるという優れものなのです。

この赤瓦が出来る前、瓦は灰色が主流でした。18世紀に入り赤瓦が現れると、その美しさから「高貴な色」として首里城や王府、役所、神社などに使用された事から、庶民は使用が禁止されておりました。

なんと!赤瓦の使用が解禁されたのは、明治22年。
庶民は、こぞって赤瓦を屋根にのせたそうです。

灰色の沖縄瓦もありますが、やっぱり赤い瓦が沖縄らしいですよね。

そして沖縄ブロック(花ブロック)

色々なデザインがあるのですが、どれも個性があって可愛いです。

戦前の沖縄はいわゆる木造の、今でいう“沖縄古民家”が建築の主流でした。戦後、米軍が基地を整備するにあたって、アメリカからコンクリートやブロック製造機が持ち込まれた時、沖縄でもアメリカから機械のカタログを取り寄せて機械を自作。「沖縄は亜熱帯気候なので日差しが強く、その日差しを和らげるために、影を作って風を通そう」ということでブロックが広がったと聞いています。
そのブロックの積み方を変え、見える穴のカタチを空洞ブロック(楕円形小判型)から四角や丸に変えて意匠登録をしたのが建築士の仲座久雄さん。これが”花ブロック”のはじまりです。

エクセルレンタカー沖縄の花ブロックもとても可愛いデザインです。

お客様にレンタカーの説明をさせていただく少しのコーナーですが、沖縄らしさを味わっていただけると思います。

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